日本の国民病といっても過言ではないほど、悩まされている人も多い「花粉症」。
永遠に続く悩みにアレルギー点滴はどう効くのでしょう?
スギやヒノキなど植物の花粉が原因となり、涙、くしゃみ、鼻水などで激しい粘膜症状を起こすアレルギー反応です。
杉やヒノキの他にも、日本では約60種類の植物が花粉症の原因となっています。
現在における日本人花粉症発症率は約20%で、さらにどんどん増えています。
以前、花粉症は外国で多く起こっていましたが、西洋文化の浸透とともに、日本の風土が拍車をかける形で、特に戦後から急速に増加しています。
日本における西洋文化への移行で、花粉症をはじめとする「アレルギー症状」自体が増加傾向にあり、アトピーや喘息・結膜炎なども、小児のみならず成人の間でも深刻化しつつあります。
日本におけるアレルギー体質人口は、1960年代以降急増し続けています。
原因として考えられるのは食生活・住環境の欧米化と、ストレスの増大による代謝不全などです。
花粉症に関してはスギ・ヒノキの植林による増加も原因の一つであることは確かですが、
その最たるものは食生活の欧米化による日本人の体質の変化だといえます。
最近の研究では、肉食やパン食が日本人の内臓の特徴に必ずしも適していないという事がわかってきました。
食物繊維の摂取が減って腸内細菌のバランスが崩れると、ビオチンというビタミンが減って脂肪酸からアレルギーを起こしやすくなることも
特に日本人の腸は長いので沢山の食物繊維が必要です。
ストレスや過労・睡眠不足で自律神経の働きが鈍る事でも、ビタミン欠乏を招き、腸内細菌のバランスが崩れてしまいアレルギーを起こしやすくします。
またストレスで活性酸素が大量に産生されるとアレルギーを起こしやすくなります。
アレルギーや花粉症の特徴として、「突然現れる」というパターンがあります。
これまで何ともなかったのに、急にアレルギー症状が出てくるので、「今年から花粉症」なんてセリフも、珍しくありません。
これは、アレルギーのもととなる物質が体内で許容量を超えたことによるアレルギー反応で、1度発症すると、元に戻るということはありません。
ビオチンはビタミンB群の仲間で、「ビタミンH」とも呼ばれ、皮膚と髪の健康に深くかかわるビタミンとして知られています。
最近の研究で、ビオチンの血中濃度が低いほど花粉症が発症しやすいということがわかってきました。
ビオチンをつくるのは「善玉腸内細菌」ですが、「悪玉腸内細菌」に食べられてしまうこともあり、
便秘やストレスによる「悪玉腸内細菌」の増加がビオチン減少を引き起こし、アレルギー発症の引き金となることもあります。
食べ物に含まれているビオチンは、たんぱく質と結合しているので腸からは吸収されません。
ビオチンの補給は注射などが一番効果的です。
他にも、高濃度ビタミンC点滴や、プラセンタ点滴などアレルギーに効果を見せる成分があります。
どの成分をどのように使うかは、クリニックで相談するのが一番です。
とにかく、よく相談しましょう